ヨットレースの迫力描く 蒲郡で清水さん作品展

　世界最高峰のヨットレース・アメリカズカップの模様を描いたイラストレーター・清水廣良さん＝東京都＝の作品展「ザ・グローリアス・デイズ」が、蒲郡市海陽町のラグナマリーナで開かれている。レースに挑んだ世界各国の船体、クルーたちの迫力あるシーンなど18点を展示している。入場無料。29日まで。
　アメリカズカップは１６０年以上前から世界を舞台に行われるヨットレース。現在は不定期で開催される。日本からも出場しており、蒲郡市内では竹島ふ頭をベースキャンプにして練習し、１９９２、95、２０００年のレースに挑戦した。練習艇などはふ頭の広場、蒲郡南駅前広場、同マーケット前の３カ所で展示している。
　清水さんはヨットレースを題材としたイラスト作品を描き、ヨット雑誌「Ｋａｚｉ」などに提供。今回出展しているのは、１９７０年代に行われたレース時をイメージし、船縁にクルーがもたれかかって傾いた船体を起こすシーンや、風下に進む際に張られた帆「スピネーカー」をあげて海上を疾走する迫力あるシーンが見られる。
　会場は同マリーナ２階。時間は午前９時から午後５時まで。木曜休館。
　問い合わせはラグナマリーナ（０５３３・58・２９５０）へ。
（安藤聡）