特養ホームで豊川いなり寿司作り

2019/09/24 00:00(公開)
孫に手作りの豊川いなり寿司を贈られ笑顔の利用者女性=せんりょう万両で
孫に手作りの豊川いなり寿司を贈られ笑顔の利用者女性=せんりょう万両で
 NPO法人みんなで豊川市をもりあげ隊は23日、豊川市千両町の特別養護老人ホーム「せんりょう万両」で開かれた敬老会に参加し、高齢者介護施設では初めて豊川いなり寿司作り教室を開いた。入所者や家族、職員ら300人以上が参加し、思い出を育んだ。
 髙木謙太郎隊長ら隊員10人のアドバイスを受けながら、お年寄りたちは五目入りの酢飯を握り、油揚げで包んで豊川いなり寿司が完成。来場した家族らと一緒に食べて笑顔が広がり、孫に作ってもらったいなり寿司に喜ぶ利用者もいた。イメージキャラ「いなりん」もサプライズ登場し、記念撮影などで楽しんだ。
 昨年4月にオープンした同施設には約100人の高齢者が入所しており、10のユニットに分かれて職員らと生活を送っている。日ごろから自分で料理をする利用者もおり、運営する社会福祉法人アパティア福祉会の理事で、統括施設長の白井五月さんは「今回はいなり寿司ということで、認知症の方も懐かしいと思い出してくれたのでは。皆さんの表情が生き生きとしていた」と話していた。
(由本裕貴)
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