蒲郡の近藤鐵工所が新工場建設へ

2019/11/06 00:00(公開)
近藤鐵工所新工場の完成予想図(同社提供)
近藤鐵工所新工場の完成予想図(同社提供)
 工作機械製造と自動車部品加工業の近藤鐵工所(蒲郡市形原町、近藤昌泰社長)は、同市水竹町にATC(自動工具交換装置)を製造する新工場を建設する。部品加工からATCの組み立てを一貫して行うようにし、2021(令和3)年2月末の完成を目指す。
 同社は1946(昭和21)年に麻綱機械製造販売業として創業。製綱業を支えてきた。創立70周年を迎えた2017年には製綱業から撤退し、現在はATCなど工作機械の設計、製造を担う。また工作機械大手オークマの協力会社となっている。
 新工場は生産体制の強化を目的に計画。市消防本部南側と西田川西側で水竹町と平田町にまたがる約3㌶の市街化調整区域で、主にミカン畑だった民間の土地を買収し、17年9月に県から技術先端型業種の認可を受けて建設する。
 工場は鉄骨平屋建てで延べ8584平方㍍。事務所、厚生棟も設ける。ATCの組み立て、サイズの異なる2つの部品加工部門を構成する。
 完成後は生産量が現在の3割増となるという。
(安藤聡)
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