病院へ寄贈する「ケア帽子」作製

2019/11/21 00:00(公開)
ケア帽子を製作する参加者=時習館高校で(提供)
ケア帽子を製作する参加者=時習館高校で(提供)
SI豊橋と高校生がガーゼ使い

 国際ソロプチミスト豊橋(神谷典子会長)は、「Sクラブ」である豊橋東高校「五つ葉会」と時習館高校「ゆりのき会」とともに、病院に寄贈するための“ケア帽子”作製を行った。
 「Sクラブ」はソロプチミストが奉仕精神育成を目的に援助する中高生のボランティア組織。同クラブでは「五つ葉会」を2001年12月、「ゆりのき会」を11年3月に、それぞれ認証している。奉仕を通して3団体の交流を-と、抗がん剤の副作用に悩む小児科や婦人科などの患者に着用してもらうためのガーゼ帽子の製作・寄贈を行ったもので、帽子作りは2015年度、昨年度に実施し今回が3回目。
 帽子の製作は時習館高校会議室で行われ、同クラブ会員と時習館高校、豊橋東高校の両生徒や指導教諭ら計約30人が参加した。昨年度に続き、趣旨に賛同する市川織布工場イチオリ(蒲郡市)から寄付されたガーゼを使用。同会員が独自に考案した方法で型紙をとり、高校生が会員から教わりながら、患者さんの頭を優しく包み込むよう、患者さんの喜ぶ顔を思い浮かべながら皆で一針一針丁寧に針を進め、60個のケア帽子を完成させた。
 ケア帽子は豊橋市民病院、蒲郡市民病院などに寄付する予定という。
(田中博子)
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