豊橋特別ふるさと大使 加藤さんに委嘱

2019/11/22 00:00(公開)
豊橋特別ふるさと大使に委嘱され、観客らと記念写真を撮る加藤さん=豊橋市民文化会館で
 豊橋市は20日夜、日米を拠点に活躍している同市出身のパーカッショニスト加藤訓子さんを「豊橋特別ふるさと大使」に委嘱した。市民文化会館で就任の記念公演もあった。
 特別ふるさと大使は、主に海外で活動している豊橋市出身、または同市にゆかりがある人で、国際的な栄誉ある賞を受賞、国際交流・協力などに熱意がある人に委嘱。シンセサイザー奏者の喜多郎さん、画家の松井守男さんに続き3人目となる。
 委嘱式は記念公演の開演前に開かれ、佐原光一市長が「打楽器奏者のパーカッショニストとしていろいろチャレンジし、成長している加藤さん。世界で活躍する中、豊橋の名を広めてほしい」と期待を込めてあいさつ、委嘱の盾を手渡した。
 加藤さんは、子どもの頃から知っている会場の市民文化会館に「音楽人生の節々に、この舞台に立っている」と感慨深げ。「音楽の道でがむしゃらにやってきた。豊橋市でも見ていただく機会があり、いつも温かく見てくださり、そのたびに成長できた。音楽家は聴衆に育てられる。迎えてくれる古里があり、豊橋の皆さんに教わった」と感謝し、「世界に発信できる豊橋のまちにしていければ」と述べた。 
 加藤さんは市立南部中学校、県立時習館高校を卒業し、1994(平成6)年に桐朋学園大学研究科を修了、打楽器奏者として活動し、96年にはダルムシュタッド国際現代音楽祭クラニヒシュタイン賞を受賞した。一昨年、豊橋文化表彰、昨年には文化庁芸術祭優秀賞を受けた。現在、米テネシー州に在住。芸術性の高い演奏を繰り広げ、後進の指導にもあたっている。
(中村晋也)
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