豊橋で永井先生しのぶ「五年祭」

2019/12/17 00:00(公開)
永井先生五年祭に出席した同僚や教え子たち=ホテルアークリッシュ豊橋で
永井先生五年祭に出席した同僚や教え子たち=ホテルアークリッシュ豊橋で
 東三河の高校を中心に歴任した元保健体育教員で、2014(平成26)年10月に病死した永井敏幸さんを思い起こす「永井先生五年祭」が15日夜、ホテルアークリッシュ豊橋で営まれた。
 永井さんの家族をはじめ、同僚や同級生、教え子ら約50人が出席。神事の後、会場に飾られた永井さんの生前の写真や、一周忌の際に営まれたしのぶ会の動画を鑑賞し、故人を悼んだ。永井さんのカラオケの十八番で、あこがれの存在だった歌手・加山雄三さん本人からのサプライズメッセージも紹介された。
 没後5年を悼み、水泳競技の発展や選手育成に尽力した永井さんの功績や、同僚や教え子たちが思い出などをつづった追悼録も配布。表紙は永井さんが大好きだった大海原で、約半年間かけて制作した御津高校の教え子の鈴木晴香さんと奥澤由貴子さんは「先生の生き方や教育がいかに素晴らしかったかを再認識できた」と振り返った。
 近いうちに、4人の息子たちがダイビングをして遺骨の一部を海に散骨する予定。妻の満(みつる)さんは夫の死後、孫の誕生に恵まれたことを踏まえて「夫がいたからこそ、この幸せがあると感じている」と感謝した。
(由本裕貴)
永井さんが好きだった海が表紙の追悼録
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