アパホテル豊橋駅前が開業

　豊橋駅前に１９７５（昭和５０）年にオープンしたビジネスホテル「豊橋グリーンホテル」が、「アパホテル豊橋駅前」に生まれ変わり１８日、開業した。開業披露式典が現地で開かれ、約１２０人が出席し盛大に門出を祝った。
　グリーンホテルを運営していた三井ビル（豊橋市広小路１、三井盛三社長）が、アパホテルとフランチャイズ契約を結び運営する。
　式典で三井社長は「近年は近隣にナショナルチェーンのビジネスホテルが次々とオープンして稼働率が低下傾向だったため、アパホテルに生まれ変わることを決断した」、アパグループの元谷一志社長は「豊橋駅から歩いて２分の好立地。アパグループに入ったことで、ビジネス客に加えて、訪日外国人の需要も取り込める可能性が高い」と語った。
　同ホテルの昨年の稼働率は約７０％だったが、アパホテルになることで、稼働率が９０％以上になり、客単価が１０００円以上上昇することを期待する。
　アパホテル豊橋駅前は、全８７室（シングル２９、ダブル４９、ツイン６、トリプル３）。全客室に５０型の大型テレビ、快眠を追求したアパオリジナルのベッド、明るさにこだわった照明器具を設置し、宿泊客の快適性や利便性向上を図る。
　東三河初のアパホテルで県内７カ所目。予約・問い合わせはアパホテルのホームページか電話（０５３２・５５・１１５５）へ。
（竹下貴信）