豊川で障害者フライングディスク大会

2020/01/19 00:00(公開)
ゴールを目がけて円盤を投じる豊川特別支援の生徒=豊川市総合体育館で
ゴールを目がけて円盤を投じる豊川特別支援の生徒=豊川市総合体育館で
 豊川市総合体育館で18日、「愛ピック」こと「第34回愛知県特別支援学校知的障害者教育校フライングディスク大会」が開かれた。県内21校の特別支援学校や養護学校に通う知的障害のある生徒ら約400人が出場し、個人戦と団体戦で栄冠を競った。
 5㍍ほど離れた円形のゴールを目がけてプラスチック製の円盤を投じる競技で、生徒らは制限時間2分間以内に自分のペースで10枚の円盤を投げ、コントロールの良さや集中力を発揮した。団体戦では1チーム7人まで出場し、上位5人の得点の合計で競った。
 東三河からは地元の県立豊川特別支援学校、同校本宮校舎、豊橋市立くすのき特別支援学校、設楽町の田口高校内にある県立豊橋特別支援学校山嶺校舎の生徒らが出場。観客席で見守る仲間や家族からの「ファイト」「頑張れ」の声援を背に、高得点を狙った。豊川特別支援の細谷龍功(りゅうく)さん(17)は「9本を入れる生徒もいて、みんな活躍できた。来年は後輩たちに頑張ってほしい」と話していた。
 同大会は例年は岡崎市中央総合体育館で開かれていたが、昨年度から2年続けて豊川市総合体育館で開催。サッカーや陸上競技、バスケットボールの大会も県内で開かれている。成績は東愛知スポーツに掲載予定。
(由本裕貴)
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