映画ゾッキ蒲郡プロジェクト委員会が発足

2020/01/23 00:01(公開)
あいさつする小池委員長=蒲郡商工会議所で
あいさつする小池委員長=蒲郡商工会議所で
 蒲郡市出身の漫画家大橋裕之さん(39)の作品「ゾッキ」が実写映画化に向けて市内でロケが行われるのを支援しようと、市内で官民からなる「映画ゾッキ蒲郡プロジェクト委員会」が発足した。21日に式が行われ、撮影サポートはじめ映画活用した産業開発、地域PRのシティセールスを展開していくことを申し合わせた。
 映画の原作は大橋さんの初期作品集。監督は俳優3人が務め、山田孝之さんが1話目、竹中直人さんが2話目、齊藤工さんが3話目をそれぞれ市内で撮影する。脚本は劇作家の倉持裕さんが担当し、3話をつなげて1本の作品とするリレーションムービーとなる。2月上旬にクランクインし、来年の上映を目指す。
 プロジェクト委員会は蒲郡あげて映画ロケを支援してPRしていこうと市、商工会議所、青年会議所、観光協会、農協、金融機関がメンバーとなった。撮影スタッフの食事提供、宿泊、移動運搬の支援、特産品の開発、対外的PRの各部会を設けた。
 会長に就いた小池高弘商議所会頭は「良い映画をつくるための環境づくりと、蒲郡市内でゾッキの存在を伝えて自慢できるようにしていく。レガシー(遺産)として伝えていけるよう特産品開発にも取り組んでいきたい」とあいさつした。
 鈴木寿明市長は「会議所青年部でシティセールスをしてきたが市長になってもその気持ちは変わらない。ワンチームとなって蒲郡を盛り上げていきたい」と話した。

 式には豊橋出身で同映画作品のプロデューサーを務める製作会社アンドピクチャーズの伊藤主税社長が出席。「これまで国内15地域で撮影し、その土地の人たちと触れ合いながら活動してきた。ゾッキはその集大成として蒲郡で盛り上がって周辺地域、国内外に広がっていけるようにしたい」と意気込みを示した。
(安藤聡)
映画製作への思いを語る伊藤プロデューサー=同
映画製作への思いを語る伊藤プロデューサー=同
続きを読む

購読残数: / 本

この記事は登録会員限定です
この記事は有料購読者限定記事です。
別途お申し込みをお勧めします。
最新記事

日付で探す

光生会 虹の森 住まいLOVE不動産 藤城建設 さわらび会 蒲郡信用金庫
hadato 肌を知る。キレイが分かる。 豊橋法律事務所 ザ・スタイルディクショナリー 全国郷土紙連合 穂の国