豊川市が保育施設付近16カ所に防護柵設置

2020/01/26 00:00(公開)
保育園近くの交差点に設置されたガードパイプ=豊川市内で
 豊川市が、市内の保育施設から半径500㍍以内の交差点付近に防護柵を新設した。危険運転や高齢者ドライバーによる事故が社会問題となっている中、子どもたちの命を守る対策として昨年末までに市内16カ所で設置された。

 設置場所はいずれも保育園や幼稚園、認定こども園から半径500㍍以内の交差点付近。歩道への車の進入を防ぐ白いガードパイプが設置された。花井幼稚園(新宿町)近くでは、交通量の多い名鉄・稲荷口駅の北側(駅前通3)に総延長30・5㍍、駅の南側(駅前通4)には6・4㍍の柵が設けられた。
 昨年5月、滋賀県大津市で散歩中の保育園児らの列に車が突っ込み、園児2人が死亡する事故が発生。豊川市でも子どもたちの安全を守る具体的な対策が求められ、9月議会で一般会計補正予算に交通安全施設整備事業費として537万円が計上され、秋から設置工事が進んでいた。
 八幡町の八幡保育園近くでは、交差点を囲むように3つの防護柵が設けられた。ここではたびたび車の事故が起きており、同園関係者も「事故のはずみで車が歩道に入ってこないか心配だった。子どもたちを守る上で安心です」と話している。設置場所と対象保育施設は次の通り。
 赤坂台(赤坂台保育園)伊奈町新屋(小坂井中保育園)桜町3(桜町保育園)新道町2(中部保育園)大堀町(豊川北部保育園)八幡町弥五郎(八幡保育園)八幡町鐘鋳場(同)諏訪1(みどり保育園)為当町椎木(みと保育園)伊奈町縫殿(アオイ保育園)末広通3(豊川東幼稚園)伊奈町南山新田(美園こども園)幸町(豊川幼稚園)旭町(同)駅前通3(花井幼稚園)駅前通4(同)
(由本裕貴)
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