高齢者とともに。なかいわた絵手紙サークル10周年

2020/01/29 00:00(公開)
高齢者が大正琴や踊りなど楽しんだ10周年の新年会=東部老人会館で
高齢者が大正琴や踊りなど楽しんだ10周年の新年会=東部老人会館で
 豊橋市岩田校区を中心に、市内の高齢者らに仲間づくりの機会や充実した毎日の提供をと、“絵手紙”をツールとして活動し、10周年を迎えた同市の「なかいわた絵手紙サークル」(矢所茂三世話人代表)は28日、同市東部老人会館で「10周年事業&新年会」を開催。会員や来賓ら約25人が参加して親睦を深めた。
 高齢者の生きがいづくりを目的に、2009年に当時の民生委員や老人クラブ役員らが発起人となって立ち上げた同サークル。現在は約25人の会員が月2回の定例会で絵手紙制作を中心に、健康体操や歌なども楽しみ、市内各地で積極的に作品展を開くほか、季節行事やボランティア活動などにも力を入れている。
 新年会も高齢者が孤独を感じないように=と企画しており、この日は、周年を記念し地元自治会長や作品を展示している近くの2信用金庫から来賓を招いて開催。矢所世話人代表が「サークルの目的は、仲間作りと社会参加。絵手紙は“ダシ”で、よい“ダシ”が出るといいなと思っている。1人ひとりが楽しくやる気持ちを持って欲しい。皆で前向きにしぶとく気張って生きていきたい。13年、15年とこのメンバーで会えることを楽しみにしている」とあいさつ。
 来賓あいさつの後、体操や歌唱、ボランティアによる大正琴と合唱、包括支援センターによる「元気に暮らしたいため」の話、踊りや南京玉すだれ、こきりこなど実施。昼食後は講話やゲームも行われるなど盛りだくさんの内容で、参加者は終日楽しんだ。
(田中博子)
あいさつする矢所世話人代表=同
あいさつする矢所世話人代表=同
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