市民病院へケア帽子寄贈

2020/01/30 00:00(公開)
寄贈するケア帽子を病院職員へ手渡す高校生と神谷会長=豊橋市民病院で
寄贈するケア帽子を病院職員へ手渡す高校生と神谷会長=豊橋市民病院で
SI豊橋とSクラブ2高校

 入院患者さんの役に立てて-と、国際ソロプチミスト豊橋(神谷典子会長)は28日夕、同クラブが援助する中高生ボランティア組織「Sクラブ」の豊橋東高校「五つ葉会」、時習館高校「ゆりのき会」と共に、豊橋市民病院にガーゼで作ったケア帽子43個を寄付した。
 豊橋市民病院での寄贈式には、五つ葉会とゆりのき会の生徒計5人と同クラブ会員、両校の顧問ら学校関係者が出席。神谷会長が「少しでもお役に立てればと一針一針心を込めて縫った。ぜひお使いいただけたら」などとあいさつした後、両会の生徒らが病院職員にケア帽子を手渡した。
 同クラブでは、抗がん剤の副作用に悩む人など闘病中の患者らに役立ててもらおうと、合同で手縫いのケア帽子作りを企画、昨年も蒲郡・豊橋の市民病院に寄付した。今年度は昨秋に時習館高校で製作を実施、趣旨に賛同する蒲郡のイチオリ(市川織布工場)提供の上質でかわいらしい色柄の多重織りガーゼを使い、肌を刺激しないよう丁寧に縫製した。
 同院への寄付は3回目。「昨年の子ども向けケア帽子は、お子さんたちが大変喜んだ」と同院職員。今回は婦人科の病棟などで「入院時に選んで使ってもらう予定」という。
(田中博子)
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