蒲郡市が災害想定した物流訓練

2020/02/14 00:01(公開)
到着した救援物資を運び出す職員ら=蒲郡市民体育センターで
 蒲郡市は13日、大規模災害時の救援物資を避難所に届けるための物流訓練を市民体育センターで行った。県が設けている広域物資輸送拠点から運ばれた飲料水、毛布、簡易トイレを同市内の避難所へ輸送するまでの手順を職員たちで確認した。
 災害発生後に救援物資を受け入れて避難所に届けられるようにと企画。2016年4月に発生した熊本地震で物資が行き届かないケースもあったという教訓を参考にした。
 訓練は県内に最大震度7の地震が10日夜に発生し、13日午前に広域物資輸送拠点となっている豊橋市総合体育館へ届いた救援物資を蒲郡市民体育センターに搬送したという想定で行われた。
 職員17人と物流会社の社員2人が参加。10㌧トラックでセンターに運ばれた物資を体育館内に搬入し、避難所ごとに必要な数を仕分けした。
 訓練後、鈴木寿明市長は「災害対策本部長を務める市長として物資搬入や荷さばきの流れをイメージすることができた。各課の連係が大切となるため、今後に生かしてほしい」と訓示した。
 同市防災課の鳥居昭裕課長は「援助物資を受け入れる職員のマニュアルを確立させていきたい」と話した。
(安藤聡)
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