空き家や古民家活用で観光と移住推進へ

2020/03/24 00:00(公開)
協定書を手にする戸田理事長㊧と穂積市長=新城市役所で
新城市と愛知県古民家再生協会が包括連携協定締結

 愛知県古民家再生協会(名古屋市、戸田由伸理事長)と新城市は23日、連携して市内の空き家や古民家の活用に取り組むための包括協定を結んだ。観光や移住、定住促進を進める。協会が県内市町村と締結したのは初めて。
 協会の全国組織、全国古民家再生協会は、築50年以上の木造住宅を宿泊施設として再生し、日本人だけでなく外国人観光客にも宿泊してもらう滞在型旅行を提唱している。
 協定は、空き家などの古民家を活用した移住定住促進、地域活性化、観光活性化に加え、人材育成、対象となる建物の保全・再生をそれぞれ協会と市で取り組むとする内容。
 締結式で戸田理事長は「空き家の抑制だけでなく滞在型のDIY(自分で家具などをつくる)セミナーなどを開催し、市場をつくり出していきたい」と意気込みを語った。穂積市長は「古民家利活用に期待します」と語った。
 市によると市内の空き家は1069軒(2014年度)という。
(安藤聡)
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