夏の甲子園中止も前を向く東三河球児

2020/05/22 00:00(公開)
昨夏の県大会で選手を迎える新城東ナインら
 日本高野連が20日に決定した第102回全国高校野球選手権大会の中止を受け、東三河各校は、県独自開催の大会に向けて再始動する前向きな姿を見せた。
 学校統合により、昨秋から現3年生9人で闘ってきた新城東は、コロナ渦でも各選手が自宅で素振りやランニングに取り組んでいる。一塁手の牧野颯太選手は「県独自の大会に向けて9人でできる限りの練習をコツコツやっていきたい」と前を向く。
 昨夏の県大会で初の準優勝を果たした桜丘は、杉澤哲監督らが主将、副主将に「気持ちを切らさずに最後まで頑張ろう」と呼び掛けた。25日からの活動再開時に改めて部員全員に声をかける。
 昨夏の県大会、ベスト8をかけた桜丘との豊橋ダービーで、本塁打3本が飛び出す激闘を繰り広げた豊橋中央は、21日から大山グラウンドで全体練習を再開した。甲子園の中止は朝のミーティングで萩本将光監督が部員に伝えた。
 グラウンドで昼前、部員たちは雑草を抜き取り、小石を拾い、荒れた土をならすなどした。50人以上が分散して走り込んだ。
(取材班)
昨年、夏の甲子園にあと一歩まで迫った桜丘
グラウンド整備をする豊橋中央高野球部員たち
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