走らずに歩いてプレーする「ウオーキングフットボール」のコーディネーター養成講習会が22日、豊橋市神野新田町の市総合体育館であった。静岡や長野、三重などから15人が参加し、競技のルールや注意点を学んだ。
走ることに加え、ヘディングやスライディングは禁止。接触プレーがないため、けがの心配は少なく、子どもから高齢者まで一緒に楽しめる競技として注目を集めている。
今回は、11月に名古屋市内で開かれる「キリンファミリーチャレンジカップ」に先んじて、県内でもゲームをコントロールする役割の「コーディネーター」の養成をするために、「日本サッカー連盟」が開いた。
スタッフの指導の下、5人制ゲームをした。サッカー経験者が多く、走ってしまう反則を犯し、「ごめん!」と謝るシーンも。ゴールが決まると、大きな歓声が上がった。
参加した西川哲さんは、日本福祉大学付属高校サッカー部や知多市内の少年サッカークラブのコーチを務める。「小さい子や障がい者でもでき、福祉との相性も良い。サッカー経験者なので慣れない部分もあったが、すごく面白い」と語った。
講習会を運営した県サッカー協会東三河地区協会の山内一乗理事長は「スポーツの楽しさをいろいろな人に感じてもらうために、競技の魅力を広めていきたい」と話した。
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1998年浜松市生まれ。昔からの夢だった新聞記者の夢を叶えるために、2023年に入社した。同年からスポーツと警察を担当。最近は高校野球で泥だらけの球児を追いかけている。雨森たきびさん(作家)や佐野妙さん(漫画家)らを取り上げた「東三河のサブカルチャー」の連載を企画した。読者の皆さんがあっと驚くような記事を書けるように日々奮闘している。趣味はプロ野球観戦で大の中日ファン。
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