大二朗記者の空から訪問

2020/06/12 00:00(公開)
上空から撮影した新旧の蒲郡署(2日朝)
新旧庁舎が並ぶ蒲郡署

 東愛知新聞社は、ドローンの操縦資格を持つ林大二朗記者による航空取材を始めます。関係機関への届け出を済ませ、取材対象の了解を取り、法令に従っています。第1回の対象は、新しい庁舎が完成し、業務が始まったばかりの蒲郡警察署。歴史のある旧庁舎と、真新しい新庁舎を空から訪ねてみました。

 蒲郡署の新庁舎は5月11日に業務を開始した。鉄筋コンクリート6階建てで、旧庁舎の約2・3倍となる。
 同署は1948年、蒲郡町警察署として発足した。54年に市制施行に伴い、蒲郡市警察に。同年7月に県警蒲郡警察署になる。旧庁舎は68年に建設された。間もなく取り壊され、跡地は駐車場となるため、両庁舎が並んでいるのは今だけだ。
 撮影は今月2日午前5時半からの30分。署の許可を取り、中部地方の空を管轄する国土交通省大阪航空局へ「無人飛行機の飛行に係る許可・承認書」を、河川上空を飛ぶため東三河建設事務所へ「河川区域作業届」を提出した。また、駐車場を発着場に使わせてもらうため、書店にも許可をもらった。
 いよいよフライト。薄曇りでほぼ無風。愛機が離陸すると、手元の画面に、上から見る蒲郡署が映った。取材では訪れているが、見下ろすのは初体験だ。旧庁舎と新庁舎の大きさの違いが目立つ。普段見慣れた周囲の市民体育館なども上空から見ると雰囲気が違う。大事件や事故の時に、空撮の映像を流すテレビのニュースを見ているような気分だ。
 機体を回転させると、竹島や三河大島も画面に入ってきた。
 事前にドローンスクールで練習を重ねて挑んだが、初の仕事でのフライトは緊張の連続だった。
(林大二朗)

 「空から訪問」はいかがだったでしょうか。今後、東三河各地でドローン撮影に挑戦します。ご期待ください。
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