時習館に豊橋中央サヨナラ勝ち

2020/07/06 00:00(公開)
近藤の一打でサヨナラ勝ちを決め、喜ぶ豊橋中央ナインと、天を仰ぐ時習館の捕手・杉本=豊橋市民球場で
 「夏季愛知県高等学校野球大会」は5日、雨天順延していた東三河ブロック初日が豊橋市民球場で行われた。注目カードの豊橋中央-時習館は延長10回の激闘の末、豊橋中央が3-2でサヨナラ勝ちした。小坂井と豊川も勝ち、2回戦に進出した。

 2-2のまま決着が付かず、延長10回からは特別ルールで無死一、二塁で再開するタイブレーク。10回裏、豊橋中央は1番の小倉大成二塁手(3年)が内野安打で満塁。左打ちの2番・近藤大雅左翼手(3年)が逆らわず振りぬいた打球は、左中間を抜けるサヨナラ打となった。
 先発した左腕エースの大羽陽星投手(3年)が188球の熱投で、10回を9安打2失点(自責0)に抑えた。9回表の2死満塁のピンチでは、初回から投げ合っていた時習館・河合を空振り三振に仕留めた。気迫のこもった投球に、後方で守っていた近藤は「ピッチャーがよく頑張ってくれていた。抑えてくれた恩返しと親への恩返しを胸に打席に入りました」と燃えていた。
 2回には仲谷祐真三塁手(3年)が左翼席へ先制アーチ。逆転された後の6回裏にはディレートスチールで同点に追いついたが、その後は決定機を生かせなかった。それでも終盤から強まった雨にも集中力を切らさず、チーム一丸でつかんだ勝利。次戦に向けて、近藤は「ピッチャーが引っ張るのではなく、野手が引っ張って、ピッチャーを守れるような試合にしたい」と意気込んだ。
【由本裕貴、林大二朗】
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