「奏楽」が一般向けブルーベリー狩り開始

2020/08/01 00:00(公開)
ブルーベリー園を紹介する利用者ら=豊橋市石巻町、「奏楽」近くのブルーベリー園で
ブルーベリー園を紹介する利用者ら=豊橋市石巻町、「奏楽」近くのブルーベリー園で
 甘くて大粒な果実をめしあがれ―。豊橋市石巻町の生活介護事業所「奏楽(そうら)」(中島博之施設長)は今夏から、利用者らが世話をしているブルーベリー農園での一般向け「ブルーベリー狩り」体験を開始した。
 施設近くにあるブルーベリー園は、同じく近くの系列施設である多機能型事業所「童里夢」が運営してきたが、2015年の奏楽開所後は、世話を引き継いだ。少しずつ作付面積を増やし、収穫も安定してきたことから、昨年お試しでブルーベリー狩りを行い、今年から本格的に始めることに。
 施設では利用者が「喫茶」「軽作業」「焼き菓子」の班に分かれて作業に励んでいる。約2000平方㍍の畑には10種のブルーベリーが植わっており、世話は軽作業班が担当。草刈りや剪定、収穫などに汗を流している。安心・安全を考え無農薬無肥料にこだわった自然栽培で、その実は大粒で味は濃厚。虫もつきにくいという。
 ブルーベリー狩りは、新型コロナ感染拡大防止の観点から、開放時間を午前10時、同11時、午後1時、同2時の1日4時間に設定。1時間1組限定(1日4組)の食べ放題だ。
 施設入口では実を販売しているほか、喫茶班では収穫した実でスムージーやジェラートを作り、施設併設の喫茶店「奏(かなで)」で提供。焼き菓子班ではブルーベリーパンも焼いている。
 期間は9月中旬まで(日、月曜、12~17日は休み)。体験料は中学生以上1000円、小学生500円、未就学児無料。前日午後3時までに、希望日時を電話で予約する。申し込み、問い合わせは奏楽(0532・87・1500)へ。
【田中博子】
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