ポスターなどで530活動時のコロナ対策PR

2020/08/06 00:02(公開)
ポスターを手にする匹田会長(中央)ら=豊橋市役所で
ポスターを手にする匹田会長(中央)ら=豊橋市役所で
 豊橋市内で環境美化を呼び掛ける官民組織「530運動環境協議会」は、街頭などでゴミゼロ活動をする際に新型コロナウイルス対策を示したポスターとチラシを作った。ウイルスの飛まつが付着するマスクやティッシュなどは、火ばさみなどを使うよう呼び掛けている。
 対策として①火ばさみを使うか軍手をはめて作業する②「密」を避けるため、2㍍の間隔を空けて活動する③飛まつが付着するごみ(マスク、ティッシュ、タバコの吸い殻)は注意し、火ばさみなどで拾う④ごみ袋の口をしっかり縛る⑤活動後には手洗い-の五つのポイントを示した。
 市は街頭に落ちているごみを拾い集めたり「自分のゴミは自分で持ち帰る」を実践したりする「530運動」発祥の地である。1975年7月16日に官民一体の530運動推進連絡会が発足した。その後、5月30日前後だけでなく、11月にも全市域でゴミゼロ運動が展開されてきた。現在、環境協議会として引き継がれ、151法人と団体、個人371人が加盟している。しかし、コロナ禍により、今年春の運動は中止となった。
 匹田雅久会長は「街角では使い捨てマスクが捨てられているのを見かける。街の美化に努めるためにも、感染対策をして拾い集める方法を呼び掛ける必要がある」と説明した。
 ポスターはB2判600枚、チラシはA4判2000枚を作製。会員に配り呼び掛けていく。また、活動時には火ばさみの貸し出しをする。問い合わせは協議会事務局の豊橋市環境政策課(0532・51・2399)へ。
【安藤聡】
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