美博で豊橋美術展「写真・書道」

2020/08/27 00:00(公開)
色鮮やかなカラー写真、想像力がふくらむモノクロ写真が楽しめる=いずれも豊橋市美術館で
色鮮やかなカラー写真、想像力がふくらむモノクロ写真が楽しめる=いずれも豊橋市美術館で
 東三河在住または在職の美術作家らによる合同選抜秀作展「第42回豊橋美術展」が、豊橋市美術博物館で開かれている。当地の美術の動向を一堂に紹介する内容で、30日までは前半として「写真・書道」の作品を展示している。
 豊橋美術展は、1979(昭和54)年に同館の開館記念として実施して以来、毎年開いている美術展。今年は6月30日からの開催を予定していたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、この時期に延期された。「豊橋市民展」の卒業者らが参加出展しており、今回は前半では写真64人、書道80人が力作を出品している。
 色彩豊かな自然風景を中心に、街角のスナップや都会の情景、ほほ笑ましい動物の姿、星空、躍動感あるスポーツなど、さまざまな被写体を巧みに捉えたカラー・モノクロ作品が楽しめる。
 書道では、濃墨で筆勢よく書き上げた小字数や漢詩をはじめ、個性的な筆致でしたためた近代詩文書、淡墨で流麗に仕上げたかな書、丁寧に彫り、押した篆刻(てんこく)作品などがずらりと並び、来場者の視線を引き付けている。
 後半は9月1日から6日まで、「絵画・彫刻・デザイン」の各作品を展示する。
【田中博子】
濃墨、淡墨でしたためた美しい作品が並ぶ会場
濃墨、淡墨でしたためた美しい作品が並ぶ会場
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