新城東高で最後の「雁峰祭」後夜祭

2020/09/05 00:01(公開)
手筒花火を放揚する長坂校長=いずれも新城東高校で
手筒花火を放揚する長坂校長=いずれも新城東高校で
 来年3月末で閉校となる県立新城東高校の学校祭「雁峰祭(かんぼうさい)」のフィナーレを飾る後夜祭が3日夕、新城市矢部の同校グラウンドで開かれた。3年生のみの参加で、同校OBでもある長坂英司校長(60)が後輩たちに手筒花火を放揚した。
 体育館で始まり、生徒たちは歌やダンスのパフォーマンスを披露した。長坂校長も「男の勲章」を熱唱して、後輩の生徒たちと一体感を味わった。
 午後6時過ぎ、生徒たちは花火を楽しんだ。サプライズとして長坂校長の手筒花火に続き、同窓会の寄付によるスターマインなどの打ち上げ花火もあり、最後の雁峰祭に花を添えた。
 生徒会の扇ゆい会長ら6人が運営委員として企画してきた。「生徒たちで盛り上がる企画を考え、みんなで楽しめた。校長の花火は素晴らしかった」と話した。
 長坂校長は「最後の思いを込めて手筒花火をあげました。感無量です」と語った。長田共永同窓会長は「後輩たちは、いつまでも新城東の火を絶やさないでほしい」と述べた。
【安藤聡】
手持ち花火を楽しむ生徒たち
手持ち花火を楽しむ生徒たち
続きを読む

購読残数: / 本

この記事は登録会員限定です
この記事は有料購読者限定記事です。
別途お申し込みをお勧めします。
最新記事

日付で探す

住まいLOVE不動産 藤城建設 さわらび会 光生会 蒲郡信用金庫 虹の森
hadato 肌を知る。キレイが分かる。 豊橋法律事務所 ザ・スタイルディクショナリー 全国郷土紙連合 穂の国