豊橋市中央図書館で「エール展」

2020/09/06 00:00(公開)
新たに小道具類などの展示品も加わった連続テレビ小説「エール」展=いずれも豊橋市中央図書館1階で
新たに小道具類などの展示品も加わった連続テレビ小説「エール」展=いずれも豊橋市中央図書館1階で
 名作曲家の古関裕而さんと妻で豊橋出身の内山金子さんを題材にした、放映中のNHKの連続テレビ小説「エール」を紹介する「エール展」が、豊橋市中央図書館1階情報発信コーナーで開かれている。市内公共施設を巡回してきた展示会で、これまでの巡回展では並ばなかった小道具類など、新たな展示品もお目見えした。10月18日まで。
 図書館は、4月に実施した「内山金子とその時代展」に併せて「エール展」を開いており、今回で2回目。会場には、番組の紹介パネルをはじめ、前回の展示には無かった志村けんさん、古田新太さんを加えた出演者の直筆サイン、主要キャスト8人の等身大パネル、人物相関図が並ぶ。今回新たに台本やドラマで使用した音楽会のプログラム、楽譜、オープニングで使った写真といった小道具や衣装も登場した。
 セットのデザイン画と実際のセットの写真の比較展示も加わったほか、メイキング映像なども流しており、図書館を訪れた人たちがコーナーに立ち寄って興味深そうに見ていた。
 また「エール展」会場の一角では、図書館の独自企画として「金子と裕而のラブレター展」も併せて開催中。2人が独身時代に交わした手紙の中から14通をピックアップし、初期から結婚前の最後のやりとりまでを解説文とともに順に並べている。ファンレターから始まり、互いにどんどん思いを募らせ、燃え上がるほどの様子を読み取ることができ、こちらもファンの関心を集めている。
【田中博子】
金子と裕而がやりとりしたラブレターの複製が並ぶコーナー
金子と裕而がやりとりしたラブレターの複製が並ぶコーナー
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