バナナ大豊作 初めての収穫見学会

2020/09/07 00:00(公開)
鈴なりになったシマバナナの説明を受ける参加者=のんほいパークの植物園の温室で
鈴なりになったシマバナナの説明を受ける参加者=のんほいパークの植物園の温室で
 豊橋総合動植物公園(のんほいパーク)の植物園で5日、栽培している「シマバナナ」「アカミバナナ」の収穫見学会があった。市場にはほとんど流通しない品種がプレゼントされた。約20人が参加した。
 今年は大温室で栽培中の各種バナナが大豊作という。観察がメインのため普段なら収穫することはないが、今回は見学会参加者に配れるほど育ったため、初めての見学会を企画した。
 シマバナナは沖縄県や小笠原諸島で育つ日本在来種。大きさや食感がスーパーなどで売られているバナナとは違う。少し酸味があるのが特徴で、沖縄などでは観光用にも売られている。アカミバナナはマレーシアなどで食用に栽培している。実が少し黄色く、ねっとりとした食感が特徴だ。
 参加者は温室内でバナナの名前の由来、世界のバナナの種類などについて説明を受けた後、シマバナナの収穫を見学した。そして、すでに収穫してあったアカミバナナと一緒にプレゼントされた。
 本来ならアカミバナナの試食も予定していたが収穫後に熟成させる「追熟」が不十分だったため、二つのバナナとも参加者が自宅で追熟し、食べごろになるのを待つ。
 来年も開催できるかどうかは生育状況によるという。
【山田一晶】
参加者に配られたアカミバナナ
参加者に配られたアカミバナナ
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