豊橋にフードバンク開設

2020/10/03 00:00(公開)
東三河フードバンクで管理する食品類=豊橋市職員会館で
東三河フードバンクで管理する食品類=豊橋市職員会館で
 支援の必要な人たちに食べ物を無償提供するフードバンクが、豊橋市職員会館に開設された。NPO法人東三河フードバンクが運営する。2日に開所式があり、佐藤多一理事長は「もったいないを、ありがとうに変えられるようにしていきたい」と述べた。
 市内ではこれまで、相談を受けた市社会福祉協議会が、NPO法人セカンドハーベスト名古屋に依頼して、名古屋市内から支援物資を配送していた。豊橋市内での拠点づくりが課題だった。2018年度から2年間、市が助成して豊橋市社協が事業をしていた。今年は新型コロナウイルス禍で市が4月と9月に実施している。
 フードバンクの開所によって、常に在庫を持って、必要とする人に必要なタイミングで渡す仕組みとなる。6月に東三河フードバンクが設立し、市社協と市の3者で協定を結んだ。
 この日は、3者の代表者と、セカンドハーベスト名古屋の代表者が看板を除幕した。「フードロス」の削減も期待される。
 東三河フードバンクは企業や市場、食品小売店、個人などから食品の寄贈を受けて管理し、支援が必要となった人に食べ物を提供する。支援を受けたい場合は、市や社会福祉協議会に相談して依頼する。
 食品の寄贈は月~金曜の午前9時~午後5時に受け付ける。問い合わせはNPO法人東三河フードバンク(0532・75・3826)へ。
【安藤聡】
看板を除幕する佐藤理事長㊧ら
看板を除幕する佐藤理事長㊧ら
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