無観客でダンスと総おどり 「オンライン豊橋まつり」

2020/10/19 00:02(公開)
ダンスを披露する子どもたち=豊橋公園吉田城鉄櫓前広場で
ダンスを披露する子どもたち=豊橋公園吉田城鉄櫓前広場で
 「密じゃないよ!オンライン豊橋まつり」(振興会主催)が18日、豊橋公園内の吉田城鉄櫓(くろがねやぐら)前広場を会場に開かれた。新型コロナウイルス対策として会場は無観客とし、日中はダンス、夕方には総おどりを繰り広げた。映像はケーブルテレビ「ティーズ」、音声はラジオ「やしの実FM」を通じて実況中継された。
 例年は2日にわたり、豊橋駅東側と豊橋公園を主会場に実施される「豊橋まつり」だが、「3密」回避策で1日のみの開催とした。参加者を当日出演と動画投稿の二つに分けて募集し、画面上を発表の場とした。映像は豊橋市役所、市こども未来館ここにこ、豊橋駅南口駅前広場で放映された。
 オープニングで、佐原光一市長らが開会を宣言。NHK連続テレビ小説「エール」にちなみ、ドラマのモデルとなっている作曲家の古関裕而に関連した演出があり、裕而の妻金子(きんこ)さんの母校、県立豊橋東高校吹奏楽部が「オリンピック・マーチ」などを演奏した。また「ええじゃないか豊橋伝播隊DOEE」が「栄冠は君に輝く」のダンスを発表した。
 ダンスイベントは24組が参加した。広場のステージで19組が順番に出演し、歌と踊り、前方宙返りなどのアクロバティックな動きを取り入れたパフォーマンスを披露した。「チームスマイル」の市立栄小6年、牧野慎之助さん(12)は「目の前に観客はいませんが、放送があるとあって精いっぱい踊りました」と話していた。
 メインの「オンライン総おどり」は会場と、投稿された動画で各15団体が出演した。モニター画面上でビデオ会議システム「Zoom(ズーム)」を使って一つになり、30分間にわたって「豊橋音頭」「新・豊橋とんとん唄」などの曲に合わせて踊った。
【安藤聡】
パブリックビューイング会場では動画参加の団体パフォーマンスが見られた=豊橋市役所13階講堂で
パブリックビューイング会場では動画参加の団体パフォーマンスが見られた=豊橋市役所13階講堂で
生中継された総おどり=ケーブルテレビ「ティーズ」から
生中継された総おどり=ケーブルテレビ「ティーズ」から
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