東三河の喫茶店で「モーニング」を味わうスタンプラリー「東三河モーニング街道」が24日にスタートする。本来なら今年が節目の10回目だが新型コロナウイルス禍の中、「番外編」として開催する。参加は30店で、２月28日まで。
　東三河でモーニングを提供する喫茶店が加盟する「東三河モーニング街道研究会」が、地域を盛り上げようと毎年実施している。ウイルス感染拡大で中止を検討したが、感染者数が安定していることから番外編として開催を決めた。
　今年は連続テレビ小説「エール」の放送にちなみ、エールモーニングを提供している店が10店ある。全店制覇、20店制覇、東三河の５市の各２店制覇に加え、エールモーニング制覇の商品（コーヒー券）も用意した。
　参加店や道の駅などで配布するパンフレットを持ち、各店でモーニングを味わいスタンプを押してもらう。研究会の中村誠孝会長は「各店は感染対策をしっかりしています。コロナ禍ですが、おいしいコーヒーと一緒に、お得なモーニングを味わってください」とＰＲする。
　東三河のモーニングは、一宮市と並んで有名で、コーヒーなどの飲み物を注文するだけで、パン、サラダ、ゆで卵などが無料で付く。プラス料金を払うと、さらに豪華になり、朝食代わりに利用する人も多い。問い合わせは中村青果内の事務局（０５３２・52・２２８１）へ。
【竹下貴信】