田原でポインセチアの出荷始まる

2020/10/31 00:00(公開)
ポインセチアを整える従業員=田原市堀切町で
ポインセチアを整える従業員=田原市堀切町で
 JA愛知みなみ鉢物部会は30日、ポインセチアの出荷を始めた。県内1位の生産量を誇る。田原市堀切町の渡會章良さん(47)は「クリスマスに家に飾って家族で眺めながら楽しんでください」と話した。
 原産地がメキシコ。花言葉は「祝福」「幸運を祈る」で、クリスマスシーズンの装飾に欠かせなくなっている。
 渡會さんはハウス栽培しており、年間出荷量は約2万8000鉢。最盛期は10月下旬から12月上旬だ。主な出荷先は中部、関東、関西で、ホームセンターやデパートで売られている。
 「短日植物」のポインセチアは日照時間が短くなると色づくため、8~10月中旬にかけて光を遮断するシェードを使い、時期を調整して栽培している。今年は雨不足と酷暑で生育に影響がでたが、例年通りに色づいた。
 田原市内では2018年現在で20戸が生産している。作付け面積は2・9㌶、出荷数量39万1000鉢で県内1位。
【林大二朗】
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