豊橋西郷小3年生 朝市で次郎柿を販売

2020/11/14 00:00(公開)
お年寄りに次郎柿を買ってもらう西郷小の3年生=豊橋市前畑町の朝市で
お年寄りに次郎柿を買ってもらう西郷小の3年生=豊橋市前畑町の朝市で
 豊橋市立西郷小学校の3年生が13日、前畑町で開かれた朝市「三八の市」で特産の次郎柿を販売した。総合学習で地域の基幹産業である柿生産を学んでいる。300個を露店に並べた。
 石巻地区にある学校は周辺に柿畑が多くあることから毎年3年生が柿を題材に学んでいる。農家の鈴木義弘さんの協力を得た。畑に入り、夏には、余分な実を摘んだり、害虫駆除を体験したりした。今月10日、収穫作業に取り組んだ。
 路線バスで会場を訪れた児童20人は、路上にプラスチック製の収納ケースを置き、その上に次郎柿を並べた。値段は良いものは3個200円、傷があったり、実が柔らかくなったりしたものは「おつとめ品」として3個100円で販売した。
 児童たちは「石巻でとれた柿です」と元気よく呼び込みをした。買い物客のお年寄りが目を止めて売り場を訪れた。通り過ぎる人もおり、小林勇翔さんは「買ってもらうことの難しさを知りました」と話した。
【安藤聡】
買い物客を呼び込む児童
買い物客を呼び込む児童
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