豊橋LC例会でフードバンク協力呼びかけ

2020/11/20 00:00(公開)
フードバンク事業について説明する片桐副理事長=豊橋商工会議所で
フードバンク事業について説明する片桐副理事長=豊橋商工会議所で
 NPO法人東三河フードバンク(豊橋市)の片桐逸司副理事長が19日、豊橋商工会議所であった豊橋ライオンズクラブ例会で事業への賛同を呼び掛けた。
 東三河フードバンクは、支援の必要な人たちに食べ物を無償提供しようと今年6月に設立された。同クラブの会員らが昨年から勉強会を開いて動いていた。市と市社会福祉協議会との3者で普及促進に関する協定を結び、10月から市職員会館で事業の運営管理をしている。
 クラブ会員でもある片桐氏は「食品業者の廃棄量目標を定めており、食品ロス削減にもつなげようとしている」と説明。今月には冷凍冷蔵庫を設置したことを報告し「会員数や寄付食品、寄付金の増加を目指している。チルドやフローズン食品の取り扱いもして随時配布可能とする体制を目指したい」と述べた。
 すでに豊橋中、豊橋南の両ライオンズクラブで協力を要請、20日には豊橋東クラブにも出向く「今後は東三河の全ライオンズクラブ、ロータリークラブ、青年会議所などに呼び掛けていく」と語った。
【安藤聡】
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