豊橋富士見小でりんご皮むき大会

2021/01/16 00:00(公開)
真剣な表情で皮をむく児童=富士見小各学年教室で
真剣な表情で皮をむく児童=富士見小各学年教室で
 豊橋市立富士見小学校で15日、伝統の「りんご皮むき大会」があった。全校児童388人が参加し、練習の成果を競い合った。5年生の西岡莉々歩さんが18・79㍍の大会新記録を打ち立てた。
 大会は1984年の同小学校の開校当時から続く。児童らの手先の器用さや集中力を養い、親子で練習に取り組むことでふれあいを深め、刃物の扱いを学ぶ。学年ごとに標準記録が設定され、それを超える長さをむければ認定証が授与される。
 今年度の大会最長記録者は5年生の西岡莉々歩さん。5年生の優勝者となった。昨年度、莉々歩さんの姉、優李さんが打ち立てた17・18㍍の記録を1㍍以上更新した。優李さんの今大会記録は12・67㍍で6年生優勝者にはなったが、姉妹対決では妹が勝った。
 莉々歩さんは「お姉ちゃんに勝ててうれしいです。来年は19㍍を目指します」と話した。優李さんは「妹に負けて悔しい。皮むきで養った器用さや観察の経験を生かして、将来は模写など絵を描く仕事に役立てたい」と話した。
【岸侑輝】

5年、6年以外の学年優勝者の皆さんと記録は以下の通り。(敬称略)
 ▽1年=石塚雛子(1・05㍍)▽2年=坪井恵(6・44㍍)▽3年=蓑田かりん(11・72㍍)▽4年生=山口友輝(10・65㍍)
学年優勝者の皆さん
学年優勝者の皆さん
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