コロナ新規陽性者 県内121人、豊橋は15人

　県は31日、新たに１２１人の新型コロナウイルス陽性者を確認したと発表した。３日連続で２００人を下回った。緊急事態宣言の期限は２月７日だが、県が解除の対象となるかどうかが注目されている。
　管轄保健所別内訳は、県管轄が41人、名古屋市が57人、豊橋市が15人、岡崎市が５人、豊田市が３人。豊橋市は10歳未満男児１、10歳未満女児１、10代男性１、10代女性３、20代男性２、20代女性１、30代男性３、40代女性１、60代男性１、70代男性１。濃厚接触者は10人。また市は、入院中の80代男性が死亡したと発表した。市内14例目。
　一方、30日に陽性と発表された１２６人の地域別内訳は、東三河は豊橋市の11人のほかに、豊川市が50代女性１▽蒲郡市が40代男性１、40代女性１▽新城市が10代女性１。３市計４人のうち、濃厚接触者は２人だった。
　年代別内訳は、40代が21人、20代が20人、70代が19人など。70代以上の割合は29・３％だった。
　７日間の平均値で示す県の指標によると、新規陽性者は１７５・４人（厳重警戒）、入院患者が７３３・７人（危険）、重症者が62・７人（危険）、新規陽性者のうちの高齢者が47・３人（危険）。新規陽性者がこのまま減り続ければ「警戒」ゾーンに近く入るとみられる。
　昨年10月21日から１月30日までの第３波の陽性者は１万８１３４人となった。70代以上の割合は16・８％、感染経路不明者は42・８％。
　この期間の重症、中等症の患者の割合は11・０％。死者は２人増えて３９６人だった。
　30日現在の入院は７２４人、入院調整は17人、軽症か無症状の人向けの施設入所は２２４人、自宅療養は１４００人。
【山田一晶】