田原赤羽根中で泉中と統合後、初の入学式

　田原市赤羽根町の市立赤羽根中学校（古越俊光校長）で７日、第75回となる「２０２１年度入学式」があった。泉中学校と統合したことで泉小校区も含めて83人の新入生を迎え、同校の新年度がスタートした。
　古越校長は「勉強、部活動、友達づくりに励み、今持っている良さをさらに良いものにしてほしい」と告辞。また今年の教育目標に「新生赤羽根中学校」を掲げ、泉中統合に触れて「統合したからと言って両校の伝統が消えるわけではない。皆さんの力で新しい赤羽根中学校を作り上げてほしい」と話した。
　在校生代表として３年生の渡邊陽向さんが「力を合わせて皆が輝く赤羽根中学校にしましょう」と歓迎の言葉を述べた。新入生代表は伊藤圭哉さんが務め、校訓である「誠実・練磨・創造」の精神を胸にして赤羽根中学校の生徒であることを誓った。
　今年度、赤羽根中学校の総生徒数は２３１人となり、去年度の１３７人からほぼ倍増する形となった。
【岸侑輝】