蒲郡市生命の海科学科館で「鉱物展」

2021/04/27 00:00(公開)
水晶などが置かれた展示会場=生命の海科学館で
 蒲郡市生命の海科学館(港町)で企画展「切手になった鉱物たち」が開かれている。9月5日まで。
 古来より石は人々の生活と共にある。人類最古の壁画は石で彩色されているほか、古代の人々は美しい石で身を飾り、石の墓を作っている。現在の生活の中でも、宝石など多くの石と関わりながら日常生活を過ごしている。
 科学館では、地球のかけらであり、億千万年の時を経過してなお変わらず美しさを保ち続ける石の魅力に、さまざまな人がとりこになったことを伝えよう-と今回の展示を企画した。
 蒲郡市内の郵便局の協力を得て、石をデザインにした地域限定のオリジナルフレーム切手「奥三河の大地に眠る石の華」などのデザインに採用されている美しい鉱物の数々を展示した。
 会場には、「国石ヒスイ」や「水晶」、新城市で採石した青く光る「中宇利石」、東三河の大地に眠る「柘榴石(ざくろいし)」など約40点の鉱物を展示。石の色や輝き、形を生み出す科学や、大地の歴史につながる地球科学についても紹介している。
 山中敦子館長は「コロナ禍での楽しみ一つとして、企画展を見た後で自宅付近の川や山で石を探してみてはどうでしょうか」と話した。
【林大二朗】
青く光る中宇利石
東三河の大地に眠る柘榴石
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