作家支援へ新城市作手のリノベ古民家で陶芸展

2021/06/11 00:00(公開)
出品した鈴木さん=いずれも新城市作手高松で
出品した鈴木さん=いずれも新城市作手高松で
 新城市作手高松の古民家で、地元陶芸家による作品展が開かれている。小屋をリノベーション(再生)したギャラリーだけでなく、巴川に面した庭にも鈴木健史さんと近藤聖子さんの作品を並べ、緑豊かな景色と一体で楽しめる。入場無料。13日まで。
 ここに住む土喰(つちくれ)ひとみさん(55)と建築デザイナーの岡田均さん(73)が「新型コロナウイルス禍で、発表の場が失われたを失っている。作手の作家に、作品を披露する場所を提供して応援したい」と企画。小屋をリノベーションした。
 鈴木さんは食器やコーヒーカップなど300点以上、近藤さんは茶碗や花器などをそれぞれ出品した。
 鈴木さんは「豊橋や名古屋、岐阜からも緑豊かな作手に来てくれた人が、じっくりと見てくれてうれしい」と話した。岡田さんは「陶芸だけでなく、他のジャンルで作品発表してもらい、交流の機会を増やしたい」と話している。
【安藤聡】
庭先に展示された近藤さんの作品
庭先に展示された近藤さんの作品
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