27日に豊橋の「アンキカフェ」グランドオープン

2021/06/26 00:00(公開)
日本庭園が見える店内と杉野さん=豊橋市神野新田町で
 認知症カフェ「アンキカフェ」が27日、豊橋市神野新田町ワノ割にグランドオープンする。NPO法人「ぽかぽかの森」が運営し、介護予防レクリエーションを楽しみながら3世代が交流できる場所を目指す。
 杉野友香理事長の実家を改装した。車椅子でも利用しやすいようスロープや広いトイレを作りバリアフリーに。室内からは日本庭園が見え、くつろぎの時間を演出する。屋外にはペタンク練習場や模擬バス停がある。
 昔の道具などを見て当時のことを語り合う「回想法」や、介護施設の協力で認知症予防の運動などを展開する。土、日曜や夏休みなどは「子ども店長」が来店し、お年寄りと交流する。
 メニューはコーヒー、紅茶、ジュース、クリームソーダのドリンクや団子などを用意する。モーニングや、ケーキ、アイスとドリンクのセットもある。コーヒーにこだわり豆を店でひく。
 杉野理事長は「ぽかぽかと温かみのある場所にして、多くの人たちにカフェへ行くことが生きがいの一つになるよう頑張りたい。認知症の方はもちろん、どんな人でも利用できます」と話す。
 27日はオープン記念で、キッチンカーの出店、ライブ、生年月日による占い「数秘鑑定」がある。
 午前9時から午後4時、木曜定休。県道豊橋港線三郷西交差点を北西へ約300㍍の杉野建設工業に隣接する。問い合わせはアンキカフェ(0532・26・7662)へ。
【竹下貴信】
入り口は和風の門にのれんがかかる
屋外に設置されたバス停
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