蒲郡「楽笑モール」でアール・ブリュット展

2021/08/11 00:00(公開)
こどものココロ展=「楽笑モール」で
 蒲郡市三谷町の社会福祉法人「楽笑」は、運営施設「楽笑モール」でアール・ブリュット「こどものココロ展」を開いている。9月30日まで。
 アールは「芸術」、ブリュットは「生のまま」という言葉を表すフランス語だ。伝統や流行、教育に左右されず自分の内側から湧き上がる衝動のままに表現した芸術を示しており、障害のある人などの作品を指す。
 楽笑は新型コロナウイルス禍で暮らしが制限される中、芸術を通して自由な表現、発想を親子で感じてほしいと夏休み期間中の絵画展を企画した。
 蒲郡、東海、犬山、名古屋の各市の子ども12人の作品計30点を展示している。子どもらが感じたままに絵や模型で表現、日常生活で気付かない部分に目を向けたこだわりの作りになっている。
 中でも、駐車場を模型で表現した作品は、併設するコンビニエンスストアを店内のレジや商品棚まで忠実に再現した。作品の背景や意味を考えるだけで出展者の感性の高さがうかがえる。
 施設内では水曜限定で、スイーツをかたどった展示中のアートを、再びスイーツに「復元した」メニューとしてカフェで提供する。理事長の小田泰久さんは「作品一点一点を尊敬しながら展示しました」と話した。
【林大二朗】
駐車場の模型。細部まで作り込まれている
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