秋の安全なまちづくり県民運動(11~20日)に合わせ、県内の各警察署は特殊詐欺被害防止活動に取り組む。
新城署は街頭での啓発に高校生の声を採用する。期間中はパトカーを通じて広報する。県立新城有教館高校生徒による防犯ボランティア「「SHINSHIRO★ウォーリアーズ★」に協力を依頼した。
7日夕には学校で収録があった。演劇部の2年森田隆誠さん(16)と1年の徳留愛華さん(15)が「電話でお金の話が出た時は、詐欺を疑ってください。不審な電話がかかってきた時は、決して一人で判断せず、電話を切って家族や警察に相談しましょう」などの広報文を読み上げた。
森田さんは「防犯意識を持ってもらい、安心して暮らせるまちになってほしい」と語った。
一方、設楽署は家庭の固定電話へ「国際電話利用休止」を呼び掛け、手続きした人には認定証を配る。国際電話を悪用した特殊詐欺被害を防ぐためだ。
警察庁の特殊詐欺対策ページによると今年6月の1カ月間で詐欺に利用された電話番号のうち約54%が国際電話番号(+81以外で始まる番号)だっという。
署は「国際電話不取扱受付センター」あてに利用休止を申し込んでもらうことを呼び掛ける。安全運動期間中に開くキャンペーンで申込書に書いた人に認定証を配る。生活安全課は「今年の特殊詐欺被害はゼロなので、しっかりと備えてもらいたい」と話している。
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浜松市出身。大学卒業後、母親の実家があった豊橋市に住む。スポーツを皮切りに、蒲郡市政担当15年を経て現在新城市と北設楽郡を担当する。映画ロケの炊き出しからご当地グルメとなった「ガマゴリうどん」など、まちぐるみで取り組む姿を取材するのが好き。
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