鈴木亜由子選手は24日、豊橋署の一日警察署長となり、豊橋市中野町の「豊橋南郵便局」で高齢者に特殊詐欺の手口や対策を指導した。
委嘱式で竹村賢二署長から委嘱状が渡され、敬礼ポーズをとった。「以前敬礼を教えてもらったので上手くできた。制服を着ると背筋が伸びる感覚」と語った。
その後は、市内外から集まった高齢者約30人に、警察官をかたった手口や恋心を抱かせ金をだまし取る「ロマンス詐欺」について説明した。ロマンス詐欺では、鈴木選手は加害者役を熱演。ＳＮＳに「海外でトレーニング中。誰か一緒に来てくれないか」などの投稿をし、署員が「ついていきたいけどお金が足りない」と返信すると「しめしめ」と漏らし、参加者を沸かせる場面もあった。その後、固定電話の非通知着信拒否設定を呼び掛けるチラシを来場者に配った。
鈴木選手は「皆さんにお知らせをして詐欺を防いでいくことが大事」と語った。
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1998年浜松市生まれ。昔からの夢だった新聞記者の夢を叶えるために、2023年に入社した。同年からスポーツと警察を担当。最近は高校野球で泥だらけの球児を追いかけている。雨森たきびさん（作家）や佐野妙さん（漫画家）らを取り上げた「東三河のサブカルチャー」の連載を企画した。読者の皆さんがあっと驚くような記事を書けるように日々奮闘している。趣味はプロ野球観戦で大の中日ファン。
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