コロナ新規陽性者 県内73人、豊橋は2人

　県は27日、73人の新型コロナウイルス陽性者を確認したと発表した。前週より１０８人減った。一日の数値が１００人を下回るのは７月26日以来、63日ぶり。加藤勝信官房長官はこの日午前の記者会見で「宣言解除の場合に『まん延防止等重点措置』の適用を求める具体的な要望はない」としており、愛知を含む19都道府県の緊急事態宣言は全面解除されるとみられる。
　73人の内訳は、豊橋市が２人、名古屋市が29人、岡崎市が３人、一宮市が４人、豊田市が６人、その他が29人。
　一方、26日に陽性と発表された１６６人の地域別内訳は、東三河は豊橋市が４人、豊川市が５人だった。感染経路不明は５人。
　７日間の平均値で示す県の指標によると、新規陽性者は２１５・４人、陽性率は10・４％、入院患者は６２５・７人、入院患者のうち重症者は57・４人、新規陽性者のうちの高齢者は16・７人。陽性率のみ１週間前の数値だが、近く「厳重警戒」に下がり、「危険」はなくなる見通し。
　26日現在の確保病床入院は５４７人、入院調整はゼロ、施設入所は２７７人、自宅療養は３０２２人。
【山田一晶】