「新城トリプル選」期日前投票が始まる

2021/10/26 00:02(公開)
4種類の投票箱が設けられた期日前投票所=新城市役所東庁舎で
 任期満了に伴う新城市長選と市議選の期日前投票が25日、市役所や支所の3カ所で始まった。選挙期間は第49回衆院選と重なり、投票箱は4種類ある。市選挙管理委員会は、投票会場で来場者の動線を説明する図を掲示したほか、案内係を配置するなど混乱を避ける対策をしている。
 市選管は今年3月に市長選と市議選の告示日を10月24日、投開票日を31日と決めていた。今月4日に就任した岸田文雄首相が衆院選日程を14日解散、19日公示、31日投開票とした。このため、市選管は市長選と市議選の開票作業は投票日翌日の11月1日とした。
 投票箱は「市長選」「市議選」、衆院選の「小選挙区」「比例代表」、「国民審査」の5種類必要だったが、「比例代表」と「国民審査」を同じ箱とした。それでも31日の投票所28カ所と期日前投票所3カ所で必要な124箱が確保できず、豊橋市や田原市から借りた。
 期日前投票所は市役所東庁舎、鳳来支所、作手支所の3カ所。衆院選は20日から東庁舎のみで開設し、支所2カ所は市長選、市議選と同じ期間に合わせた。
 東庁舎では2種類の選挙執行掲示板が設けられた。会議室西側は「市長選」「市議選」の記載台と投票箱、東側は「衆院選」の記載台と投票箱を設けた。来場者は入室して市長選と市議選の投票を済ませ、同じ室内で衆院選用の投票所入場券で手続きのうえ、投票して退室するようにした。
 市選管によると、この日午前8時半~午後3時で計680人(東庁舎480人、鳳来支所169人、作手支所31人)が投票した。中には市長選市議選の入場券が届いておらず、衆院選のみを持ってきた人も受け付けた。
 市選管の松井哲也書記長は「投票する箱を間違えないよう万全を期している」と話した。
 31日の28投票所でも同様の動線を設ける方針だ。
【安藤聡】
期日前投票の動線を説明する図
案内担当の職員
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