豊川稲荷で「大煤払い」

2021/12/04 00:02(公開)
キツネ像などの仏器を磨く僧侶たち=豊川稲荷本殿で
 豊川市の豊川稲荷(豊川閣妙厳寺)で3日、年末年始の参拝客に備えた毎年恒例の「大煤(すす)払い」が始まった。
 修行僧や従業員ら約40人が専用の道具や掃除機を使い、朝8時から本殿で大規模な清掃を開始した。軒下にたまったゴミや、高い場所のほこりもエアコンプレッサーを使って落としたほか、本殿正面につるされている高さ3・8㍍、最大幅3・4㍍の赤い大提灯(ちょうちん)の汚れも、長さ10㍍の竹の先端に付いた笹の葉で払った。
 内陣にまつられる銀色のキツネ像やロウソク立てなどの仏器も、僧侶たちがピカピカに磨きあげた。煤払いは例年12月と6月の年2回実施している。
 今月下旬には鏡餅作りなどもあり、新年の初詣客を迎える準備を進める。
(由本裕貴)
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