15日に開幕「渥美半島菜の花まつり」

2022/01/12 00:00(公開)
フォトスポットとして人気の「なっちの丘」=伊良湖菜の花ガーデンで(昨年2月撮影)
 黄色く彩られた渥美半島の各地を楽しむ「渥美半島菜の花まつり」が15日から3月31日まで開かれる。期間中、田原市堀切町の「伊良湖菜の花ガーデン」を中心に、さまざまなイベントが展開される。今年は国土交通省が推進する「日本風景街道大学菜の花田原キャンパス」も開催。菜の花づくしが楽しめる。
 国道259号と42号の沿線「渥美半島菜の花浪漫街道」で、休耕地や沿道花壇一面に咲く菜の花が観光客を出迎える。市全体で19㌶、約1100万本ある。
 メイン会場の伊良湖菜の花ガーデンは市内最大級の菜の花畑。4㌶に約120万本が咲く。現在は3~4分咲きで、見頃は2月前半。期間中は菜の花コロッケや菜の花ジェラートなどの特別なグルメを提供する茶店や、収穫体験できる菜の花狩りがある。地元生産者による野菜や果物、花の販売なども随時ある。2月からは、土日祝日に地元漁師がとれたての大アサリを、2月6日に成章高校がオリジナル商品「キャロッポ」を販売する。3月20日に市吹奏楽団、同27日に地元高校吹奏楽部OBらの「Bee Wind Ensemble」による演奏会がある。
 ガーデン内にはフォトスポットも多数。幸せを呼ぶ菜の花郵便ポストや小さなブランコ、菜の花畑を横切るランウェーなど、いずれも花に包まれた写真が撮れる。フォトコンテストも併せて開催する。昨年は新型コロナウイルス対策で中止した「なっちの丘」での芝滑りも復活。約30㍍のなだらかな斜面をそりで滑って楽しめる。
 菜の花田原キャンパスは2月10日に田原町の「田原文化会館」で開催。地元ほか全国の日本風景街道ルートの特産品を販売するマルシェや日本風景街道を紹介するパネル展がある。
 このほか、イベントに参加する市内事業者も割引や特産品プレゼントなど独自のサービスを展開している。詳細、問い合わせは菜の花まつりのホームページか「道の駅田原めっくんはうす」などにあるイベントパンフレット、「渥美半島観光ビューロー」(0531・23・3516)へ。
【岸侑輝】
芝滑りも再開(提供)
会場までの地図(提供)
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