イオン開業へ豊川市の周辺整備事業

2022/02/01 00:00(公開)
イオンモール建設予定地(提供)
 2023年3月に豊川市八幡地区に開業する「イオンモール豊川(仮称)」について、イオンモールなどは31日、大店立地法に基づく書類を県に提出した。豊川市議会政策課題特別委員会で市が明らかにした。
 市が提供を受けた資料によると、敷地内にスズキ自動車がショールームを建てることが明らかになった。5322平方㍍の敷地に、鉄骨2階建て延べ3164㍍の店舗ができる。これにより、全体の敷地面積は13万3346平方㍍に、全体の建物面積も4万4689平方㍍に増加した。
 市は、周辺道路整備事業の進捗状況について説明した。まず、南東に位置する国道1号の穴田交差点について、今年度と来年度で右折帯を延長する工事を進めている。また県道蔵子線は幅員を12㍍から16㍍に拡幅し、来年度は歩道や側溝を設置する。
 蔵子線、蔵子白鳥線、白鳥野畔1号線の交差点部分は蔵子線側を1・5車線化して、渋滞緩和を図る。蔵子白鳥線・白鳥野畔1号線の一般部分は、現在の有効幅員4・7㍍を9㍍に改良する。白鳥野畔原溝線は幅員を2・5㍍から9㍍に拡幅する。
 敷地の北東部分を走る篠束野口線は信号交差点を新設、蔵子から市民病院方面間の右左折レーン33㍍を確保するほか、市民病院から蔵子方面への右折レーン158㍍を確保し、直進2車線を整備する。さらに蔵子5丁目から野川までの交差点5カ所はカラー塗装で車両区分を明確にする。
 一方、懸念される市民病院周辺での渋滞緩和のため、病院敷地北側を改修し、緊急車両入り口2カ所を増設する。豊鉄バス、コミュニティーバスはイオンモール内に乗り入れを目指し、市と事業者、運輸局で調整している。
 さらに、イオンモールに隣接した白川沿いに広場や散策路、人道橋を整備し、市民が集い、にぎわう空間を創設するとしている。
【山田一晶】
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