帆前掛けの製造を続ける「エニシング」が、地元に根付く企業など5社と協力した展示販売会「豊橋の前掛け展」を、同市呉服町の書店「豊川堂」本店で開催している。地元の特産品の前掛けと地域を代表する企業のロゴを掛け合わせることで、伝統産業と地元の魅力を広く発信する。
今回のコラボレーションは、老舗書店の豊川堂をはじめ、練り製品の「ヤマサちくわ」、ポテトフライで知られる「東豊製菓」、人気銘菓「ブラックサンダー」を生産する「有楽製菓」、プロバスケットボールBリーグの「三遠ネオフェニックス」という地元ゆかりの顔ぶれだ。会場には各社の象徴的なロゴマークが配された前掛けやトートバッグなどが並ぶ。
企画のきっかけは、豊川堂の高須大輔社長の就任時に、エニシングの西村和弘社長との共通の知人から前掛けを贈られたことに始まる。その実用性の高さから、現在は教科書販売の現場などで愛用されているという。高須社長は「魅力あるローカル企業のロゴをファッションとして、日常使いしてもらう一つのアイテムになってほしい」と期待を寄せる。西村社長は「前掛けの歴史は伝えなければ途絶えてしまう。豊橋で生まれ全国へ広がったこの価値を地元の人々に再発見してもらうことが、伝統を未来につなぐ力になる」と力を込める。
会場では三遠のトートバッグが早くも完売するなど、市民からの反響は上々だ。月末まで豊川堂本店で開催された後、「道の駅とよはし」や「豊川堂イオンモール豊川店」などへ会場を移して実施される予定となっている。
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1998年浜松市生まれ。昔からの夢だった新聞記者の夢を叶えるために、2023年に入社した。同年からスポーツと警察を担当。最近は高校野球で泥だらけの球児を追いかけている。雨森たきびさん(作家)や佐野妙さん(漫画家)らを取り上げた「東三河のサブカルチャー」の連載を企画した。読者の皆さんがあっと驚くような記事を書けるように日々奮闘している。趣味はプロ野球観戦で大の中日ファン。
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