サッカーの三浦知良選手が豊橋で練習試合

2022/02/12 00:00(公開)
味方に支持を出す三浦選手=岩田総合運動公園で
「キングカズ」に歓声

 「キングカズ」ことサッカーの三浦知良選手(54)が所属するJFL・鈴鹿ポイントゲッターズと中京大学の練習試合が11日、豊橋市岩田総合運動公園球技場であった。地元サッカークラブに所属する子どもたちと保護者が招待され、スタンドから声援を送った。
 静岡県出身。高校を中退して1982年にブラジルへ渡り、86年に18歳で名門サントスと契約。90年に帰国して読売クラブ(当時、後のヴェルディ川崎)に入団。Jリーグ初年度の93年に20得点を挙げ、MVPに輝いた。93年のワールドカップ(W杯)米国大会アジア最終予選では「ドーハの悲劇」を味わった。
 先月、所属するJ2横浜FCから鈴鹿への期限付き移籍を発表した。プロ37年目で14番目の所属クラブになるという。昨季のリーグ戦出場は1試合にとどまり、出場機会を求めていた。
 この日は、背番号11のユニフォームを着て、さっそうとピッチに姿を見せた。「カズ!」という声が観客席から飛ぶと、手を上げて応えた。
 試合は前半、鈴鹿が押され気味の展開。フォワードの三浦選手も自陣に引きつけられ、ゴールチャンスは巡ってこなかった。それでも大学生を相手にボールを競り合い、味方に大声で指示を出すなど、キングの片鱗を見せた。前半30分で下がると、スタンドから拍手が起きた。
【山田一晶】
スタンドを埋めた観客
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