南知多ビーチランドが「オンライン水族館塾」企画

2022/02/22 00:03(公開)
ウミガメについて話す飼育員(提供)
ウミガメについて話す飼育員(提供)
豊橋の小学校と、CFで資金を募る

 美浜町の水族館「南知多ビーチランド」は、豊橋市内の小学校での初めての「オンライン水族館塾」を企画している。クラウドファンディング(CF)でこの資金を集めている。締め切りは4月11日。
 飼育員がオンライン形式で水族館の裏側やSDGs(持続可能な開発目標)を子どもたちに教える。水族館での仕事とともに、飼育されているイルカやウミガメの生態などを通して、海を汚染するマイクロプラスチックがどのような物で、海の生物にどんな影響を与えるのか、環境を良くすること、SDGsがなぜ大切なのかを学ぶ。「SDGs未来都市」に選定されている豊橋市の小学校で、このような塾の開催を目指す。
 CFサイト「GoodMorning」=QRコード=で募集中。資金はオンライン授業のための機材購入費や運営費、人件費、資料制作などに充てる。第1目標は16万円で、達成すれば1~2校で開催。第2目標の100万円以上が達成されれば、5~15校での開催を想定する。21日午後6時現在、6万5500円が集まっている。1口1000円からで、金額に応じてオリジナルステッカーやエコバッグ、南知多ビーチランドの特別入園券などがリターンでもらえる。目標金額に満たない場合は支援金は返金される。
 CFサイトには。オンライン塾のイメージ動画も掲載されている。
 南知多ビーチランドを運営するインプレスの小川めぐみさんは「実際に自然環境から得られた貴重なサンプルなどを使用し、水族館だからこそできるイベントをする。知的好奇心を追求していける子どもが増えれば」とコメントした。
【岸侑輝】
CFサイトで公開されているイメージ動画(提供)
CFサイトで公開されているイメージ動画(提供)
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