「道の駅したら」が「第5回あいち木づかい表彰」で優秀賞に

　県は、「第５回あいち木づかい表彰」の建築物の部で、設楽町の「道の駅したら」を優秀賞（県産材認証機構会長賞）に選んだ。29日に県森林公園で開く「第70回全国植樹祭３周年記念イベント」で表彰する。
　木の魅力や優れた使い方の普及を図る表彰。「あいち認証材」を積極的に利用し、木のよさを実感でき、ＰＲ効果の高い建築物や家具、建築資材などの製品が対象となる。２０１７年度から始まった。
　今年度は建築物の部１１件、製品の部１０件の応募があった。「道の駅したら」は設計が名古屋市西区の「浦野設計」、施工が「吉川遠山特定建設工事共同企業体」。昨年５月にオープンした。地元町産のスギ、ヒノキを使用しているほか、国道や駐車場から木づかいの様子をよく見ることができる点が評価された。
　建築物の部の最優秀賞（知事賞）には岡崎市の「くらしの杜クリニック」が選ばれた。製品の部の最優秀賞は、名古屋市中区の「中央木材」が作った「足踏み式消毒液スタンド」が選ばれた。（後藤康之）