反戦の願いも込めたプロジェクト

2022/06/19 00:00(公開)
自社商品販売を通じた支援へ賛同を呼び掛ける多和田さん
自社商品販売を通じた支援へ賛同を呼び掛ける多和田さん
ものづくり博出展者がウクライナ支援

 ロシアの侵攻を受けるウクライナを支援しようと、豊橋市総合体育館で18日まで開かれた「ものづくり博2022in東三河」の出展者で会社経営の多和田博さんが、反戦の願いも込めたプロジェクトを立ち上げた。自社製品の販売を通じて収益金をウクライナ大使館に贈り、支援物資輸送に役立ててもらう。
 多和田さんは名古屋市昭和区で、ダンボール製品の企画販売やコンサルティングを手掛ける「付加価値創造合同会社」を営む。ものづくり博が開幕した17日からプロジェクトを始めた。
 ダンボール製の折り畳み椅子「どこでもイース」(A4サイズ、2個セット3000円)の収益を原資に充てる。今回はウクライナ国旗色の青と黄でデザインした地図に「ウクライナ支援」「戦争反対」などの言葉を載せた特別仕様で、限定250セットを販売。近く、クラウドファンディングも始めるという。
 会場では来場者にチラシを配り、出展企業に各自の商品を使ったプロジェクトへの賛同を呼び掛けた。多和田さんは「第2、第3の企画商品で企業による支援の連鎖となれば。関心を寄せてくれる出展企業もあった。この戦争が終わるまで続ける」と意気込んだ。
 商品購入やプロジェクトの問い合わせは同社特設サイト=QRコード=へ。
【加藤広宣】
どこでもイース
どこでもイース
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