のぼり旗で来年の野田城の戦い450年などPR

2022/06/27 00:02(公開)
「野田城の戦い四百五十年」の旗=新城市豊島で
「野田城の戦い四百五十年」の旗=新城市豊島で
新城・ちさと郷土研が8カ所の古城跡用も作製

 新城市の千郷地区の有志「ちさと郷土研究会」は、「野田城の戦い四百五十年」と地区内8カ所の古城跡を示すのぼり旗を作った。
 野田城は1508(永正5)年に築城されたと伝わる。城主は武将の菅沼定則、定村、定盈の親子3代。戦いは73年1月、武田信玄が攻め、徳川方の定盈が立てこもって応戦した。
 縦150㌢、横50㌢。「令和5年(2023年) 野田城の戦い 四百五十年」と書いた白と赤の旗の他に「石田」「新城古」「野田」「大野田」「徳定」「臼子」「道目記」「杉山端」の八つの城跡名を記した。
 各城跡は会員の老平美喜代さんの次女、愛梨さんが書き、キャラクターは市内の漫画家「巻々廻(まきまきまわる)」さんが城跡を守る猫をイメージして描いた。弓や釣りざおを持った人の姿や、茶畑の緑など各所にちなんだ物や色を取り入れた。
 研究会は市西部の千郷地区の歴史と文化を学ぼうと昨秋に立ち上げた。旗はウオーキングなどのイベント時に各所に掲げるほか、戦後450年の来年には近くの幹線道路交差点に立てる予定だ。他に「千郷の物語マップ」の作成も計画している。
【安藤聡】
8カ所の城跡ののぼり旗(提供)
8カ所の城跡ののぼり旗(提供)
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